Kindle3を私的レビュー
10/09/13
Kindle3をいろいろ触ってみた感想を述べさせていただきます。
- ハード面について
- 本体は軽いが、Kindle純正のカバーをつけると少し重い。
- E-Inkの画面は非常にきれいだと思う。ただページ切り替えを連打すると全面黒色になる瞬間が少し気になる。
- キーボードに数字ボタンがないが、Alt+Q〜Pで入力できる。が、数字表記がないため5や6あたりが分かりにくい。
- 次ページボタンをよく使うわりに、ちょっと弱い気がする。
- KindleのOSについて
- 特に難しいところはなし。使いやすい。
- 辞書機能は英和辞典に変更が可能。私が購入し変更したのは英辞郎Kindle対応版。
- 読み上げは英語のみだが、聞きやすい。
- 3G回線でのWebページ閲覧は遅い。ただ無料だから文句は言えません。日本語を表示でき、ブックマークも可能。
- スリープ状態から回復時にパスワードを要求するように設定し、不正利用を予防できる。(落したとき安心かも?)
- 日本語PDFの表示について
- A4サイズからB5サイズまで、いろいろな書籍のPDFを見ましたが、6インチディスプレイのフィットページ表示では、ちょっと狭く、字も小さい。が、コントラストを濃くする事によって、読めなくはない。(以下に例)
- フィットページは縦横の比率をそのまま維持し、長い方にフィットされるため、縦横両方の余白を取り除かないと見やすくするための効果はない。
- Kindleを横向きにして表示させると、読みやすい。ただ横にすると縦が切れるので、次ページキーを押す回数が多くなる。また、ページ切り替えが少し遅くなる。(以下に横向きの例)
- この世代(Kindle3)に対してPDFの日本語OCR化は無駄。日本語入力できないし、アルファベットの検索もできなくなる。英語版のOCRなら検索可能。
- 名前をつけてブックマークをつけたい箇所には、本文内にメモ(notes)を書けば、ブックマークリストに載りいつでもアクセスできようになる。
- USBで一般的なストレージと同じようにPDFデータを置けるが、そこにディレクトリを作ってもまったく意味がない。データを置いたのち、Kindle側でCollectionとして登録するとフォルダ分けができる。(階層は1階層のみ)