「Webを支える技術」

10/08/03
最近、通勤途中に読む本として、Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)を読んでいます。

これを読み、今まで私が気にしていなかったURI(URL)や、さらにはHTTPによる8つのメソッドについて深く知ることができました。そしてWebの仕組みがいかにしてシンプルであるのか?やこれほどまでに普及したのか?、REST(Representational State Transfer)の考え方などを知ることができます。Webをアプリケーションのベースとして使用する上で知っておくべき内容がうまくまとめられている本だと思います。

時を同じくして、我が家にDB Magazine (マガジン) 2010年 09月号 [雑誌]が届きました。これが休刊前の最後のDBMagazineです。この号の特集は、JavaEE6ピンポイントガイドです。このJavaEE6の新仕様の中に、RESTfulサービスを提供するJAX-RSというAPIが紹介されています。RESTの考え方では、Webサービスのそれぞれが固有のURIを持ち、シンプルな8つのHTTPメソッドのみで構成されます。この考え方を全うするために、今までGetとPostしか使用されていなかったHTTPメソッドですが、他のメソッドを使用できるようになっていたり、HTTPのエラーコードの排出をJavaアプリケーションから行えるようです。この仕様を全うしたシステムであれば、汎用性が広くシンプルなシステムの作成ができると思います。