Oracle+Sunのセミナーに参加してきました。

10/04/22
Oracle+Sunのセミナーに参加してきました。


私は名古屋なので、大阪行きの高速バスに乗って、弾丸ツアーでした。セミナーの場所はANAクラウンプラザホテル大阪で、落ち着いたホテルでした。その中の中規模の結婚式場サイズの部屋を借り切って、椅子がずらっと並んでいました。結構な人数が入って席は80%埋まった状態でセミナーがスタートしました。

セミナー会場の案内板


私の視点から気になったことを、いくつかピックアップしておきます。


<イントロダクション>

  1. 非常にエキサイトしている。(スピーカーの皆さんがよく口にしていました。)
  2. ハードウェアとソフトウェアの力を統合し、お客様の利益を目指す。
  3. 一つのメーカー(Oracle+Sun)だけで、ITの様々な分野をカバーできる。
<ハードウェア>
  1. SPARC製品の技術を進歩させる。その上でOracleの様々なソフトウェアとの親和性を高め、より性能の高い製品を提供する。
  2. IBMがサーバー68ラックの機械で打ち立てた世界記録を、9ラックの機械で上回る世界記録を達成した。
  3. ストレージでも様々なラインナップを揃える。特にフラッシュ・ストレージは高速で利用価値が高い。
  4. ハードウェアに関しても、Sunの製品ラインナップを継続する。
<Solaris&VM>
  1. Solarisに今後も投資し、Oracle製品のベースプラットフォームとして最適なOSとして位置づける。
  2. OpenSolarisは今後もオープンソースプロジェクトとして続ける。

  3. Oracle Enterprice Linuxについてサポートを続ける。

  4. Oracle VMについて今後も力を入れて開発していく。また、Sunの仮想化ソリューション(VirtualBoxなど)も今後も活用してお客様に提供していく。

<ミドルウェア>
  1. Sunが提供していたオープンソースプロジェクトは基本的に継続する。
  2. SOA分野でSun製品とOracle製品は相互補助の関係をしばらく続ける。そのブリッジを作成する。
  3. Sunのディレクトリサービスやアクセス管理、ID管理などをソリューションを有効に活用できるように提供する。
  4. Java技術に投資を続ける。
  5. GlassFishWebLogicと共存させ、コンポーネントの共有化を検討していく。
<サポート>
  1. 既存のSun製品のサポートを継続する。
  2. あらゆる分野でOracle一社でカバーする。