UQ Wi-Fiに対応するようiptables穴あけ

以前記事に書いたように、現在私はWiMAXWi-Fiルーターを使用しております。速度は申し分なし!月額上限4,480円で使用できるので、とても重宝しています。


ひとつ問題点をあげるとすれば、エリアの狭さでしょうか。私は名古屋在住なので、市内はよいのですが、例えばスキー場へ行こうものなら、景色が山がちになってきたあたりでもう圏外になりますし、市内でも地下に入ろうものならすぐ通じなくなります。


地下に関しては、WiMAXもなにも考えていないわけではなく、UQ Wi-FiというWiMAX契約者は無料で使えるオプションを用意しています。これによって、WiMAX契約者はある限られたWiMAXの使用できないエリアの無線LANを使用できるというわけです。東海道新幹線の駅構内や、地下鉄、地下街などで利用できるみたいですね。東京都では、多くの地下鉄構内で利用できるようです。うらやましい限りです。名古屋では、地下鉄では使用できず…。多くある地下街の中で2つ、名古屋駅近くのサンロードと、名古屋栄テレビ塔地下のセントラルパークで使うことができます。私はちょくちょく後者のセントラルパークに行くものですから、中のカフェでネットブック開いてUQ Wi-Fiを利用しています。


カフェに入ってネットブックたちあげるだけですぐ使えるわけではなく、ブラウザを開いてUQ Wi-Fi用のユーザーとパスワードを入力する必要があります。認証を行うと、ブラウザ上で何らかの認証のやりとりを行って、インターネットに接続できるようになります。


私はネットブックでも一応iptablesでパケットフィルタリングをかけて、余計なポートは開かないようにしていますが、上記の認証のやりとりはどうやらポート番号80以外で行われているようで、iptablesを無効にしないとネット接続できないことがわかりました。


とりあえず使用しているポート番号等がわからないと穴あけもできないと思い、wiresharkを利用して、認証を行うときのパケットの動きを拾って見ました。

↑↑IPアドレスMACアドレス部分はで塗ってあります。


使用しているポート番号を拾えるだけ拾ってみると、これだけありました。
TCP 57898,TCP 46719,TCP 57902,TCP 36644,TCP 47439,TCP 47684,TCP 47441,TCP 47442,TCP 48998,TCP 53806,TCP 60420,TCP 49001,TCP 53809,TCP 49003,TCP 36655
たくさん穴を開ける必要があるので、iptables設定のシェルスクリプトを二つに分けて適応する方が賢いかな…。またやってみます。


20110510追記
wiresharkのパケット記述の見方を間違えてました。申し訳ありません。
正確にはhttp 80,https 443,icp 1112,dsatp 2111,wsynch 3111,ぐらいですかね。
私があげていたのは送信側の連番と呼べるようなポート番号?でした。
ネットワークは奥が深いですね。
間違った情報を載せてすみません。


20110511追記
iptablesに上記ポート番号を穴あけして、接続できる事を確認いたしました!