SOAを行うべきか行うべきではないか?

最近、会社ではある悩みを抱えています…。
それはSOA(サービス指向アーキテクチャ)を行うか行わないかです。


私の現在の仕事は、新技術を用いたシステムによる業務改善であり、システム開発業務の改善だけではありませんSOAの導入によってシステム開発における変更を容易にするという利点が生まれ、さらにBPM(ビジネスプロセスマネジメント)と銘打って現場作業の改善に繋げる事ができます。考え方としては非常にいい考え方と思いますが、最終的には現場作業に対し効果を上げていく必要があります。


私も頭が固く、ついついシステム開発業務の改善に目が行きがちです。ただ、会社の中ではシステム開発に関わる人数<現場作業を行う人数という方程式は常に成り立ちますので、システム開発業務の改善に注視してしまうと会社にとってはさほど効果のある改善と言えなくなってしまいます。SOAに関してはシステムの開発業務改善、現場作業の改善どちらにも効果を発揮しますが、現状のシステムをSOA対応にするには、ブログラムの修正も多く発生し、修正時間が約3ヶ月〜半年必要だと思います。


上記のようなことをきちんと上司に説明し、判断を仰ぎながら導入する必要があります。この件は意外と、ボリュームの大きい仕事ですからね。システム開発業務の改善だけでなく、現場作業にどれだけ改善効果を生み出すか?をうまく説明する必要がありますね。そこが難しいのですが…


いづれにせよ、現場作業の改善に重きを置くことを忘れずにいたいものです。