書籍の電子化に向けて キンコーズ scansnap s1300 kindle

10/09/01
最近は「自炊」という言葉もちらほら聞こえてくるようになってきました。特にipadが発売されてからは、書籍や文庫、マンガや雑誌まで電子化してipadで読んでいる人もいるようですね。


僕も遅ればせながら、電子化を始めることにしました。その「核」となる要素が以下に示すように3つあります。

  1. 裁断方法
  2. スキャン方法
  3. 読むデバイスの選択
僕が選んだ物を順に説明します。1、裁断方法
裁断機を購入することも考えましたが、まともな物を買うと3万円以上します。

僕は裁断およびスキャンを電子書籍が本格的に購入できるまでの間だけと考え、裁断機は買いませんでした。その代わりに「FedEx Kinko's」を利用することにしました。料金は1カット100円です。裁断機までに300冊切れる計算です。平日は24時間営業の場所もあるようですし、お近くにある場合はぜひ利用してみてください。


20110718追記
FedEx Kinko's」の料金形態が、あいまいだった部分をしっかり決めたようですね。現状の値段はこうです。
書籍の厚み1cm、1辺カットにつき、100円
です。例えば、厚さ2.5cmの本の左右それぞれカットすると、3cm X 2辺 X 100円 = 600円+消費税になります。私の軽々から言うと、2辺カットするのはまれで、大体3cmくらいの本が多いので、裁断機まで100冊くらいの計算になります。


2、スキャン方法
こればっかりは機械を買った方が圧倒的に楽だと考え以下のスキャナを購入しました。

職場の先輩FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500を購入したようですが、僕はちょっと節約して、安いほうにしました。S1500との違いは、
  1. 読み込み速度が半分
  2. Acrobatなし(PDF化、OCR化は可能、縦書きOCRだけ不可)
  3. 一回の読み込み枚数が15枚位
  4. 折りたたみ時がコンパクト(ただしそこそこ重い)
このブログを書きながら別パソコンで256ページの書籍をPDF化していますが、読み込みに27分(品質は白黒 スーパーファイン[600dpi])、OCR化に19分で完了しました。(Pen4 3.0GHz メモリ2.5G WinXPHome)


20110718追記
今ではS1300でも50枚(100ページ)くらいを置いて読み込ませても平気だということがわかっています。S1500はもっと一気に置いておけるはずです。


3、読むデバイスの選択
これは以前からいいなと思っていたamazon kindleを購入することにしました。8月下旬に発売されたkindle第3世代は正式に日本語フォントに対応しています。PDFのファイル名も日本語のままで大丈夫なようです。僕が購入予約したのがkindle 3G+wifi(色はグラファイト)で、送料と専用カバーあわせて23,000円ほどでした。8月23日に注文して発送予定日の連絡はまだありません。7月終わりの予約開始近くに予約した方はすでに到着しているようで、いろいろなレビューをして頂いてとてもありがたいです。


kindle本体の到着を楽しみにしています。これにより多くの書籍やリファレンスブック等が一個のリーダーに収まり、いつでもどこでも調べ物や勉強ができるようになります。