仮想化4歩目 xen インストールできました☆

10/07/04
準仮想化でのインストールを完了しました!!


今回私がつまづいたのは前述したようにDomainUのネットワーク設定がうまくいかない事でした。原因はXenインストール時から使用するように初期設定されている「libvirtd」virbr0という名前の仮想ネットワークでした。この機能としてDomainUに対してDHCPによってIPアドレスを割り振り接続させるという機能があるようですが、私の環境ではDomainUにOSをインストールする際、そのDHCPを使用したネットワーク接続ができておりませんでした。


いろいろ設定を変えて試してみたんですが、最終的には当初の予定どおり、DomainU各個に固定のIPアドレスをふり、仮想ネットワークは「ブリッジ接続」を利用する事にしました。この接続方法ではDomain0とDomainUがあたかも同一のネットワーク上に存在するかのように動作します。イメージとしては下の図のようになります。



まず、virbr0を機動しないようにします。CentOSでは上部メニューの「アプリケーション」→「システムツール」→「仮想マシンマネージャー」を立ち上げ、仮想化サーバー本体を示す行で右クリックして、プルダウンメニューで「Details」を選びます。下の図の用にチェックを外せばvirbr0は起動しなくなります。

ifconfigを行ったときに、デバイスとしてvirbr0が存在しなければOKです。
後は、DomainUインストール時にIPアドレスをマニュアルで与え、インストールするだけです。またファイヤウォールにもそのサーバーに必要な通信の穴開けだけ行う必要があります。


無事にインストールできてほっとしています。下記の様にCentOSの上でFedora13を準仮想化でインストールしました。