Sambaの設定
09/09/22
またまた、本題と違った内容ですが…。
以前、WindowsパソコンにHDを追加し、Linuxとデュアルブート環境を構築していましたが、新しくLinux機を組み必要なくなったので、Linux用HDをWindowsでフォーマットして使用することにしました。が、ブートローダーのことを何も考えずにフォーマットしてしまい、次からWindowsが立ち上がらず、おまけにもともとのWindowsが入っていたHDが不調のため、あえなく元Linux用HDにWindows再インストールする状態になってしまいました。
データのバックアップは、壊れかけのHDから直接USB接続できるパーツで何とか呼び出せたので、それをサーバー用のLinux機にひとまず退避させました。そしてWindowsの再インストールを行い、Windows機はよみがえったのですが…。Linuxに退避させたファイルをどうやってWindows機に戻そうか…と考えました。外付けHDがあれば一番楽だけど、お金かかるしな…。というわけで一時的にLinuxでWindowsファイルサーバー機能を提供するSambaを導入することにしました。
- Sambaのプログラムをインストール(fedora11) 上のツールバーからシステム→管理→ソフトウェアの追加/削除を選択 検索にSambaを入力 検索結果から、
- Samba本体 samba-3.4.1-0.41.fc11(x86_64)
- Samba設定ツール system-config-samba-1.2.76-1.fc11(noarch)
- インストール後、/etc/init.d/に展開される起動用プログラムをsuで実行
- Samba管理ツールにて設定 上のメニュー→システム→管理→Samba rootパスワードを打ち、ダイアログが表示されたら、 ダイアログ上部メニュー→プリファレンス→サーバー設定 タグ「基本」 ワークグループ: お好きなように。 記述: ブランク(←ここは特にDNSでのSambaサーバー機名に影響します) ダイアログ上部メニュー→プリファレンス→Sambaのユーザー ユーザーの追加 Unixユーザー名: ログインユーザー Windowsユーザー名: お好きなように Sambaのパスワード: お好きなように 確認: 同上
- ファイヤーウォールの設定 システム→管理→ファイヤーウォールでSambaをサーバー機のデータに到達できる用にSamba関係の項目にチェック+適用
- クライアント側の設定
- クライアント機のワークグループをサーバー機と揃える
- DNSの解決をする。
- 再起動し、ネットワークコンピュータからワークグループを参照しサーバー機を選択
- ユーザーとパスワードを使用してログイン
コマンド:/etc/init.d/smb start SMB サービスを起動中: [ OK ] コマンド:/etc/init.d/nmb start NMB サービスを起動中: [ OK ]NMBはWindowsで利用されているコンピュータを名前で管理する仕組み(DNS)の対応をするプログラム。
僕は現在自宅LAN内にDNSサーバーを立てていないので、とりあえずhostsファイルで対応
windowsXPの場合:c:\windows\system32\drivers\etc\hosts
このファイルに「サーバー機名 IPアドレス」を記述
(僕の場合は、クライアント機のセキュリティソフトを切っておく必要がありました)
とりあえずこれで、サーバー機側で設定したログインユーザーのホームディレクトリは参照できます。他のフォルダを追加したい場合はSamba管理ツールを使って追加してください。