vi/vim 設定 コマンド 私的まとめ

vimの設定コマンドの私的まとめです。
基本は、各コマンドの入力はvimのスタンダードモード時に入力します。項目によりますが設定を永続化させたい場合は~/.vimrcに記述してください。また、論理値オプションと書かれた項目は、以下のような形で、オフにできます。

:set no○○○○

コマンド

シェル
shellコマンド実行結果の取り込む。 :r !shellコマンド
表示
現在のモードを照会する。 :set showmode
行数表示する。 :set number 論理値オプション
実行されているスクリプトの一覧表示する。 :scriptnames
カーソル上下に必ず表示させる行数をセットする。 :set scrolloff=整数
カーソル横に必ず表示させる桁数セットする。 :set sidescrolloff=整数
右下に桁数表示する。 :set ruler 論理値オプション
入力途中のコマンドを右下に表示する。 :set showcmd 論理値オプション
タブ文字等を可視化する。 :set list
list時のタブ文字表記をデフォルトから「>-」に変更する。 :set listchars=tab:>-,trail:-
コメント行の高さを3行に変更する。 :set cmdheight=3
構文強調表示を開始する。 :syntax enable
長い行の折り曲げ禁止する。 :set nowrap
バックグラウンドカラーを変更する。(ただし、:syntax enable以前に記述すること。) :set background=dark
カラースキーマを変更する。 :colorscheme evening
システム変数の値を表示する。(例:filetype) :echo &filetype
検索
検索、置換時に大文字小文字の区別をする。 :set ignorecase 論理値オプション
検索時に検索にヒットする部分を色付け表示する。 :set hlsearch 論理値オプション
検索する言葉を入力する際、その入力値に該当する直近の結果をハイライトする。 :set incsearch 論理値オプション
編集
新しい行作成時に、一つ上の行のインデントを保持するかの設定する。 :set autoindent 論理値オプション
挿入モードでBackSpaceキーで削除できる項目の決定する。 :set backspace=indent,eol,start*1
コマンドを新たにマップする。(この例ではQにgqをマップしている) :map Q gq
10 文字ずつ横スクロールさせる。 :set sidescroll=10
上下の行への移動に使えるキーを追加する。 :set whichwrap=b,s,<,>
キーワードに現在使える文字を表示する。 :set iskeyword
キーワードに使える文字を追加する。 :set iskeyword+=○
履歴
コマンドを50個分、検索パターンを50個分、ヒストリ(履歴)として残す。 :set history=50
ファイルタイプ関連
ファイルタイプ識別をし、ファイルタイプ対応のプラグイン、インデントをonにする。 :filetype plugin indent on
ファイルタイプを個別指定する。(例はfortranに設定) :set filetype=fortran
ヘルプ
プラグイン追加時のヘルプの追加読み込みする。*2 :helptags ~/.vim/doc
オプション
オプション一覧の表示 :options 開いたファイルで変更したいオプションコマンド上でEnterキーを押すと、オンオフ切り替えができる。
保存
ファイル編集終了時に自動保存する。 :set autowrite 論理値オプション

vim関連ディレクト*3

vim標準のプラグインの場所 /usr/share/vim/vim73/plugin
vim標準のファイルタイププラグインの場所 /usr/share/vim/vim73/ftplugin
自分で追加するグローバルプラグインの場所 ~/.vim/plugin/
自分で追加するファイルタイププラグインの場所 ~/.vim/ftplugin/
自分で追加するプラグインのヘルプファイルの場所 ~/.vim/doc/

*1:indent=行頭の空白、eol=ファイル終端、start=挿入モード開始位置より以前の文字

*2:プラグイン追加時に~/.vim/docにヘルプドキュメントを置く事。

*3:Linux標準の例です