デブサミ day2 行ってきた

続いてデブサミday2のレポートです。

差別化で未来を生き抜くエンジニアの7つの秘訣 山本氏

現在Twitter社にお勤めの山本さんのお話でした。題して、差別化で未来を生き抜くエンジニアの7つの秘訣です。さすがTwitter社の社員の方だけあって、その場でつぶやかれた質問に対しその場で答えるという荒技?をされていました^^;私も英語に関して質問させていただきましたが、すぐ答えていただきました。以前少しだけお話しさせていただいた事もあり、お話を聞くのを楽しみにしていました。
内容としては山本さんの職歴とか、今までどうやってエンジニアとして生きてきたかをお話くださり、それから以下の7つのキーポイントを説明していただきました。
  1. キャリア選択は差別化できるか
  2. 情報収集
  3. 情報発信
  4. 遠近感を常に意識
  5. 閉鎖空間での貢献は避ける
  6. オープンソース
  7. 言語
私が特に気をつけたいなと思ったのが、閉鎖空間での貢献は避けると言う点です。やっぱり世界ですよね。だから、英語必要ですよね。。。って事で、現時点ではまだまだですが、今後も少しずつ英語も勉強していけたらと思います。

JavaOne Tokyo と Java の今後について 寺田氏

Oracleのシニア Java エバンジェリストである寺田さんから2012年4月に行われるJavaOneTokyoについて説明していただきました。以前のデブサミでお話されたときには、ちょうどOracleにSunが買収されたすぐ後で、あまりJavaの今後の進歩について話辛かったようです。ですが、今はJavaの今後の進化についてはっきり語れるそうです。まず、JavaSEはJavaFXを統合して、より機能を充実させるとか、JavaEEは今後クラウドと統合して進んでいくとか、様々なお話をしていただきました。

オフェンシブな開発〜「納品しない受託開発」にみるソフトウェア受託開発の未来 倉貫氏

Rubyxcloudの事業を展開されているソニックガーデンという会社のCEOでいらっしゃいます倉貫さんのお話でした。内容としては、例えばSI事業などでよくある、納品時に最高の品質で届けるシステムに対し問題提起され、Webアプリケーションやクラウドを利用したサービスは、納品時に最高品質で後に下がるのではなく、継続的に最高品質を保っていく必要があるとのことから、納品しないシステムの形で毎月一定額を頂いて仕事を受注する定額モデルなど、クラウドサービスを利用した新しいSI体系を紹介されていました。なかなかおもしろいお話でした。

Scrumで組織改革 貝瀬氏

現在DeNAで仕事をなさっている貝瀬さんのお話でした。このお話はシステム開発プロジェクトにScrumのプロセスをどのように適応して効果をあげたかという実例を紹介していただきました。ただ、私にはちょっとScrumの理解度が低く、話の詳細が分からない所がありました。この辺は、一冊本を読んでみる必要があると感じています。

攻めの運用の極意 岩永氏

現在DeNAでサーバーオペレーション業務をされている岩永さんのお話でした。まず、アプリケーションはインフラであるというお話から、運用管理の大事な点を紹介してくださり、ソフトウェアエンジニアリングだけでなく運用管理もしっかり経験を積んでおくべきと示唆していただきました。また、監視とは継続的なテストであるという言葉も重みがありました。サーバーインスタンス構築のためのツールを自作されたり、楽しんで仕事をしておられるようでした。

Building scalable web apps Christopher氏

こちらもHerokuのセッションとして楽しみにしていました。さらに英語のセッションなんで、これまたいい経験になるなと思っていましたが、、、英語難しかった(TT)もう少しゆっくりはっきりしゃべってくだされば、私みたいに英語まだまだの人間でも楽しめたのになぁとちょっと思ったりはしますが、これが当たり前と言えばあたり前かもしれません。人によって聞き取りやすさが全然違うから、これが普通なんでしょうね。しかしTweetを見てみると、ちゃんと訳をされている方がいました。すごい!内容は正直、英語聞くのに必死で入りませんでした(><)

君の4tate(立てた帆)に、風を感じているか? 〜4tateで日本を変えるプロジェクト〜 野村氏 市谷氏

このセッションはめずらしく、聴講者参加型でした。大きく分けて質問が二つあり、
  • エンジニアとしてのあなたの失敗談
  • よりよい社会をつくる次世代エンジニアになるそうだとしたら自分は何をする?
この二つでした。その質問を2〜5人のグループを作って、互いに発表しあうという形式でした。書いたことを人にお話しするのは特に恥ずかしかったりはしませんが、やはり他の方の意見を聞くと目からうろこが落ちるような意見を聞いたりできます。特に、デブサミに来るようなエンジニアが、自分のためではなく、どうやって人々の役に立っていくのか、、その点に関して私はまだまだ考えが浅いなあと痛感させられました。野村氏が提唱されていた、フューチャーセンターのお話からもそういった要素が感じ取れました。技術を磨くのはもちろんのこと、それをどうやって生かすか、今後も考えていきたいと思います。

まとめ

2日間とても濃密な時間を過ごすことができました。あらためて運営された皆さん、スピーカーの皆さん、お疲れさまでした。来年、再来年とできることなら参加していきたいと思います。